リウのくらしの絵日記

楽しいシニアライフを目指す50代の毎日♪要介護3の母は現在施設で暮らしています。本ページはプロモーションが含まれています。



「眠れぬ夜」の歌詞について考えた

ラジオでオフコースの「眠れぬ夜」を西城秀樹さんが歌ってるバージョンを初めて聞いたの。

 

小田和正さんの歌ももちろん大好きだけど、秀樹さんの歌唱力も素晴らしくて、こちらも好きになったわ!

 

わたくしがオフコースのこの歌を初めて聞いたのは中学生の頃。

 

その時歌詞の内容にとても戸惑ったことを思い出す。

 

だって、恋人の女性がなんかやらかして(たぶん浮気)、彼氏にひざまづいて泣きながら許しを乞うても、絶対許さん!という内容なんだもの。←こう書くとめちゃチープな話

 

女性が泣きながら土下座して謝罪するってよっぽどのことだし、許してあげたらいいのに、男のくせに小さいなあ!と中学生のわたくしは、とても嫌な気持ちになったわ。

 

初めて「眠れぬ夜」を聴いてから40年。

 

中学生の時は「男のくせに許してやれよ」とか思ったけど、もしこれが反対の立場だったらどう?

 

男の浮気が発覚して、泣きながら土下座して許してくれ!って言っても、「ふざけんな!」って言うよね。

 

これが女性なんだから許す気持ちになれってのは無理な話。

 

やっぱ男でも女でも不当に傷つけられたら怒っていいと思うし、ちゃんと自分は傷ついたんだ!って言わないとね。

 

この歌の歌詞の後半は許さんって言っても、もし彼女が自分の所にやってきたら突っぱねることはできんかもしれんし、やっぱ色々考えて夜も眠れん、悩む〜というので、彼女を完全に嫌いになったわけではないのよね。

 

中学生だったからわからなかったけど、大人になったら歌詞がよく理解できたわ。

 

歌詞の中の彼氏が実在するなら、(レコードの発売時期を20代と仮定して)現在は60過ぎぐらい。

 

その時のことを「あれくらい許してあげてもよかったのになあ」って思ってるのかもと考えてみたり。←妄想タイム

 

若かったから許せないものがたくさんあったよね。

 

でも年取ったから、これからは少しづついろんなものを許していきたいな。

 

自分に対してとか、人に対してとか。

 

などと「眠れぬ夜」からいろいろ考えてしまった。

 

あ、土下座ってあんまり信用できないなあ、とも思う。

 

では!