2週間ぶりに、母が入居している老人ホームに行きました。
この日も午前中に荷物を持っていって、母を病院に連れていったりして施設に戻って、帰ろうかなあとする時、いつも母は「ここでお昼を食べていったらいい」とか「夕方にまた来るやろ?」とか言う。
わたくしも「ここでは食べられんけん、外で食べてきてまた戻ってくるね」と言ったり、職員さんも「娘さん食事に行かれるから、リウ母さんも食堂でお昼を食べましょう」と母を連れていってくれる。
母は「家に帰りたい!」という帰宅願望みたいなのはないけど、わたくしが来てしばらくして帰ろうとすると「え?もう帰るの?どこ行くの?」って感じでソワソワするので、ちょっと小芝居みたいなことをしてこっそり帰らなければいけない。
今日も一芝居して帰らないと、って思ってたら、
「今度はいつくる?」ってワードにびっくり。
なんだろう、ホームが自分の住居だと認識してるというか、落ち着いてしまったのかな。
まさか「見送り」をしてくれるなんて。
今まで、どうやってごまかしながら帰ろうか、と思ってたのに、なんか拍子抜け。
いや、いいことなんだけどね。
それだけ、ホームでの生活がしっくり身について安心して過ごせているってことだもんね。
以前は母はあれだけ家のことを気にしていたけど、もう思い出すこともないのかな。
寂しいというか、なんというか複雑な気持ちであります。
心配しすぎていろいろ考えてたことが、杞憂に終わったわ。
まあ、またこの先どうなるかはわからないけど、今のところは落ち着いて暮らしてる様子なので、よかったと思います。
コロナが落ち着いて、入居者さんの家族が施設の部屋で一緒にお菓子を食べたり、自由に出入りができるようになればいいのにね。
では!