またまた自分のブログを見返してみたら、ブログを始めた当初から母への愚痴が書かれていた。
今読むと、5年くらい前からはっきりと母の態度が認知症だとわかるなあ。
わたくしはそんな母の態度に「どうしてこんなに悪態をつくのか?」と怒り狂って、悩みまくって、すんごい振り回されてる。
そのときは自分は苦しいと思ってなかったけど、苦しんでたと思うし、母も母でとても苦しかったのだろうなあって思う。
とにかく母はお金のことをやたら心配していて、請求書を見てもよく理解できないと言うので、一生懸命わたくしが説明すると、バカにしている!ってすごい怒ってた。
わたくしへの悪口や文句ばかり言うかと思えば、おかずを作ってくれたり、いろいろ気遣ってくれたりする時もあるし、わたくしの方も年だから仕方ないよね、と思ってた。
ほんとあの時こうすれば、って言うのは考えてはいけないのはわかってる。
でも認知症の疑いがあると考えて病院にかかったり、相談窓口とかに聞いていれば、母への向き合い方がわかって、わたくしも多少はストレスが軽減されたし、母に対して怒りまくらなかったのになあと思ったり。
とにかく認知症の人には否定してはいけないってことだったんだよね。
ネットに書かれていた認知症への対応法は
怒りの対応として最も重要なのは、今の本人の不安、恐怖、他者への怒りや失望などの感情に共感することです。そして怒りの対象は、たまたま傍にいたあなたに向けられていますが、実際は他の者や周囲の出来事、空想の世界のものなのです。それゆえに、認知症の人の感情に共感する、あなたが怒りの対象でなくなります。
第52回 認知症の人の対応 ~怒りっぽい~ | 認知症ねっと
「怒らず、余計なことは言わず、怒っている理由を聞かない」ってのが大事なんですって。
あの頃この方法を知っていたら、わたくしもあんなに悩まなくてよかったのに・・・と思うけど、知っていてもたぶん・・・怒ってただろうね。
でも、やはり「この症状は認知症だ」と理解するだけでも、適切な対応ができるようになるよね。
いろいろ難しいけど。
では!