NHKラジオ「らじるラボ」で元陸上選手の為末大さんの悩み相談室についての話です。
中高一貫校に入学した息子さんを持つお母さんのお悩み。
ラグビー部に入部し、楽しそうに学生生活を送っている様子の息子さん、男子ばかりの付き合いで恋愛に興味のなさそうな息子さんをお母さんは大変心配しておられます。
この先、恋愛初心者のため、変な女に騙されたり、一生独身だったら・・・
まあ、男の子でも女の子でも、将来のことを考えると、今の状態でいいのか?何かさせたり、したりした方が良いのではないか、と考えるのは親の常。
そして、子供の将来なんて心配したらキリがありません。
でも将来のことなんて誰にもわかりませぬ。
自分のことだって、全く分からないのに、ましてや子供とは言え人のことなんてわかるはずもなく。
このお悩みに為末大さんはとてもいいことをおっしゃています。
「幸せに生きることが重要であって、恋愛よりも大事なことは、自分の好きなことをやる、自分を好きになっていくこと」
「いい恋愛ができるって、自分一人でも自分は十分好きで生きていけるって言うときに、相手を選ぶと相手とフラット(な関係)でいられる」
まず、自分を好きになるって大事!
相手に依存することもなく、上下関係があるわけでもなく、こうあるべきと期待することもなく、平等な関係を性別関係なく築けるってことなんですね。
相手の気持ちを考えて、相手の立場に立ってとか、ずっと相手のことを思いやるように教育されてきたから(もちろんそれも大事だけど)、まず「自分を好きになる」ってのは驚き。
このことは子供が小さい頃から教えておかないといけないなあ。
子供の将来はどうなるか分からないから、その心配をするのは諦めて、子供が自分のことを好きかどうかを気にする方がいいのかもね。
いや、その前に自分自身を好きにならないと!
では!