どんどんご飯を炊く母
Twitterで「(高齢の)母が、ご飯があるのに炊飯器で炊いてしまう」というツイートを読みました。
うちの母も同じ!これって高齢者女性あるあるなのかもしれませんね。
「ご飯があるから炊かなくていいよ」と何度言っても炊いて、冷凍室にはラップに包んだご飯がいっぱい。
ご飯を炊くのが母の使命
お米がなければいいとも思ったんですが、そしたら自分でお店に買いに行って、それもダメでした。
しかし鍋でご飯を炊いていた時はびっくり!
それまで母が鍋でご飯を炊いたところは見たことがなかったので、よく炊けたなあと逆に感心してしまいました。
まあ、それだけ「ご飯を炊く」ということが母にとっては大事な使命だったのでしょうね。
昔は今の時代のように、すぐに買えるお惣菜やレンジでチンするご飯があったわけではありません。
なので子供がお腹すいたあ!って言ったら、ご飯があればすぐにおにぎりを握ってあげることができたわけです。
いつも家族がひもじい思いをしないように、という強い母の思いなんですね。
ネットの記事にも専門家の方が、母世代は家族のために「ご飯を炊く」ことがとても重要なことだったと書いてありました。
「認知症になってもその方の人生の核である部分は残ってるんですよね」
認知症の祖母が、お米を大量に炊くのには理由が… 『マンガ 認知症』で心の中を知り、家族の関係を考え直す|じんぶん堂
たしかに母がご飯を一生懸命炊こうとする理由はすんごくわかるんですけど、どんどん増えるご飯はどうしたらいいの?っていう思いも。
もうこれは母には自由にご飯を炊かせて、冷凍してせっせと食べるか、もったいないけど廃棄するしかないのかな・・・
寄り添って見守るってことが一番なんだろうけど、介護する人は地味に疲弊していきます。
マジ、どうすりゃいいん?
うちはわたくしが同居して、ご飯を炊くようになったら、母は勝手にご飯を炊かなくなりました。
わたくしが炊いてくれるって安心したのでしょうね。
ご飯炊く問題、いろいろ難しいです。
では!