リウのくらしの絵日記

楽しいシニアライフを目指す50代の毎日♪要介護3の母は現在施設で暮らしています。本ページはプロモーションが含まれています。



義母のことでちょっと反省していること

夫の母が亡くなって7年。

 

現在母の介護をしながら、いろいろ考えていたら、ちょっと反省することがあります。

 

夫の母の最大の自慢は自分の先祖は大名の家系であること。

 

私も結婚した当初は、義母の先祖や地位のある遠ーい親戚の自慢話を聞いていましたが、やはり数ヶ月で、うんざりして右から左に聞き流すようになりました。

 

先祖の話が始まると露骨に「また・・・」とイヤな顔をしたかもしれません。(いや、した)

 

義母のすぐ下の妹(夫の叔母)も、同じように先祖の話が好きで、二人で一生懸命調べて家系図を作り上げました。

 

その家系図をコピーして、賞状をいれる筒に入れて「この家系図を見て、ちゃんと覚えるように」と手渡されましたが、すぐにタンスの奥にしまいました。

 

あの頃は、自慢はそれしかないのかい!って感じでうんざりしていました。

 

しかし義母が亡くなって今思うのは、義母がお父さんを早くに亡くし、経済的にとても苦労した事、自分は看護師になって、下のきょうだいの面倒をみたこと、転職が多かった夫をずっと看護師として働いて支えたこと。

 

苦労の連続だったと思います。

 

その苦労も「自分は大名の家系である」ということが、大変な心の支えになっていたのだと思います。

 

だから頑張れた!

 

もう少し親身になって母の先祖の話を聞いてあげればよかったかなあ・・・なんて、ちょっと思ったり。

 

自慢話ってあまり聞きたくないものですが、お年寄りの自慢話は苦労の裏返しであり、それが自分の心の支えであったんだ、と思ってちゃんと聞いてあげなくてはね。

 

タンスの奥の義母の家系図は・・・たぶん見ない(笑)

 

人ごとみたいに言ってるけど、自分だって自慢話ばかりするおばあさんになってしまうかも。

 

あ、大丈夫!自慢するようなネタは皆無だ!

 

では!