若者に聞く「昭和っぽさ」
NHKのバラエティー「阿佐ヶ谷アパートメント」で「昭和っぽさ」について語られていました。
街頭インタビューの若い人の多くは「昭和っぽさ」と言えばという問いに「昔の話をしがち」「頑固」とか挙げてました。
しかし、わたくしだって若い頃はおじさん、おばさんはほんと昔の話ばっかり!って思ってたから、「昭和っぽさ」というより、中高年、年寄りの特性ってことではないのかな?
若いわたくしは年取ったら、こんな昔の話ばかりするおばさんにならないぞ!って思ってたのに、おばさんになった今は昔の話ばかりして、同じ話を何度もして、かなりくどいみたいです。やだー。
あの頃は希望に満ちていた
庶民文化研究家の町田忍さんの「昭和っぽさ」の解説の方がしっくりきました。
・仕事の中に生きがいを見つける
・みんな一緒
・一致団結
・人と違うことをするのは好まれない
あの頃は経済は上向きで給料はどんどん上がって希望に満ちていたから、それに向かって頑張れたのですよね。
昭和は30年前のこと
今は全く違う世の中になっています。
昭和の感覚を今の若い人に押し付けるのは、かなりズレているってことです。
考えたら昭和という時代は30年以上前になるのですよね。
子供の頃、30年前なんて大昔!と思ってたから、若い人にとっては昭和の話は本当に「昔話」です。
30年前なんて、今はついこの間のことのように感じます。
わたくしも昭和の考えをアップデートしないといけないなあ。
もちろん、昭和ののんびりしたところとか、いっぱいいいところはあるから、そういうところは残して、「みんな一緒」とか「違うことをしない」「こうしなければいけない」なんていう考えからはおさらばしたいです。
そういえば番組で女子高生が「キムタク!渋い!昭和の男!」と言ってて、びっくり。
確かに50歳近いし、JKからしたら渋いと思うんだろうけど、キムタクが昭和の男の代表になるなんてねえ。
わたくしは昭和の男と言えば「鶴田浩二」なんですけど、さすがに古すぎるか。
では!
↓鶴田浩二さんは任侠映画の印象が強いように思いますが、向田邦子さん原作の「シャツの店」に仕事一筋の頑固な職人で出られていて、とてもいいドラマでした。
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