リウのくらしの絵日記

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言葉の見直しで認知症のある人も家族も前向きに

認知症の人を傷つけない言葉

 

西日本新聞認知症に関する記事が載っていました。

 

最近、認知症という文字を見るとすぐに目がいってしまいます。

 

記事の内容は認知症の人の心を傷つけない表現を探るというものです。

 

少し前まで、認知症を「痴呆症」「ぼけ」とか傷つくような言葉で言われていたものです。

 

筆者の北里大の講師大石智さんは、

アルツハイマー病など根本的な治療ができないケースが多い。「治せない人を患者と呼ぶのは違和感がある」。

特にケアや介護の現場では、患者ではなく「認知症のある人」「認知症とともに生きる人」と表現するのが望ましい。

と指摘されています。

 

そして「問題行動」や「異常行動」とひとくくりにまとめると、背景にある理由が見えにくくなります。(夕方になると帰宅願望が出るのは、家族のために夕飯を作らなければいけないという思いから、という場合もある)

 

社会的なマイナス面ばかりでなく、認知症とともに生きる人が前向きな思いを抱くことができる言葉が必要だ。

 

例えば、「問題行動」「異常行動」は「苦悩による行動」、「チャレンジング(何かを訴えかける)行動」、「家族や介護者の『負担』」を「否定的な側面だけを強調しすぎない」と避けるべき言葉から望ましい言葉、避けるべき理由になります。

 

家族も前向きに

 

この大石さんの話は介護などに携わる人や、メディアに対しての意見だと思うのですが、介護する家族にも大切な話だなあと思います。

 

どうしても認知症のマイナス面ばかり見てしまい疲弊してしまいますが、前向きな言葉を使うことで、認知症のある人も、介護する家族も前向きになれるように思います。

 

できないことよりできることに目を向けるようになりますしね。

 

まあ、そうは言っても、家族って一筋縄ではいかないものがありますので、うまくはいきにくいけど、母のためでもあるけど自分のために、できるだだけ前向きな言葉を使っていこうと思います。

 

では!