※2019年4月13日公開したものを加筆修正いたしました。
ラジオで作家の高橋源一郎さんが本を紹介されておりました。
「生き延びるための犯罪(みち)」
著者の上岡陽江さんはこどものころから重度のぜんそくがあり、入院生活を送る中で処方薬依存と摂食障害に。19歳以降、アルコール依存症を併発、26歳にしてようやく回復プログラムを持つ施設「マック」につながります。
1991年に友人とともに、薬物・アルコール依存をもつ女性をサポートする「ダルク女性ハウス」を設立されました。
話の中で「人は依存していい。その依存先を(薬物とかではなく健全な)別の依存先に変えればいい」というのがあって、ちょっとわたくしはびっくり。
なぜなら、依存はよくないし、依存しないで一人で自立できることが大切と思っていたからです。
でも、ネットでちょっと検索しただけで、「依存先を増やそう」というような記事がけっこう出て来たので、意外な感じでした。
世間ではけっこう知られてるのね。
どんどん依存しよう
手助けしてくれる人、サービスを探す、習い事を探す、スポーツをする、など、助けてくれたり、発散出きたり、没頭出来るものを見つけたり、という依存する場所を増やすというのをどんどんやってみるべきだそうです。
そうか、発散するものがあるってのも依存するってことなんですね。
ついつい「依存」という言葉をネガティブに捉えてたのかもしれません。
今さらだけど、人は決して一人では生きていけない。
母の介護で、特に最近強く感じるようになりました。
とにかく人に話をするだけでも気持ちは楽になりますからね。
もっと「依存」しましょう!
では!