母の入浴問題
認知症の母は、お風呂には一人で入れます。
夏はよくシャワーを浴びていますが、冬は寒くて、お風呂を沸かすのも入るのも億劫なようです。
湯船に浸かるのは、一人だと怖いとこもあるので、わたくしが実家にいる時に入ってもらうようにしています。
抵抗する母
「今日は天気がよくて、気温も高いからお風呂に入ろうか」と提案します。
そしたら母は抵抗します。
「今日はめんどくさいけん、よか」
「あんたに見られたくないし」
「自分で入るけんいい」
「風呂洗ってない」
見らんし、風呂はわたくしが洗うし、1週間入ってないやろ?!
やっとお風呂にお湯をはって、「あんたが入りんしゃい」とまだ抵抗する母をなんとかなだめて、やっと入ってもらいました。
気持ちはわかるけど
自分がお風呂に入りたい時に入りたいし、できたら夕方くらいに入りたいという母の気持ちはすごくわかるのです。
子育てと同じように、ただ闇雲にわがままを言ってるわけではなく、理由があるのだから、そこはなんとか子供の気持ちに寄り添うように、親の気持ちにもって思うのですが・・・
可愛い子供と違うしなあ・・・高齢の親にそれをするのは、しんどい、てか難しい。
わたくしだって都合があるし、母の要求にドンピシャで応えるわけにもいきません。
キーってなります。キーっ!キーっ!って。
なんとか入ってくれれば・・・
風呂から上がった母は「あーさっぱりした!気持ちよかったよ」と満足げ。
終わり良ければ、すべてよし、ってことでしょうか。
また次回も同じようなやりとりを繰り返すかと思うと、ズーンってなります。
まあ、慣れなんでしょうけどね。
では!