あきらめるということ
NHKラジオに芸人の髭男爵の山田ルイ53世さんが出ておられました。
山田さんは中学から6年間引きこもりの経験があり、いろいろな苦労をなさった話の中で「あきらめる、引き分けるということが重要」という言葉が印象に残りました。
山田さんは「我々の年代(山田さんは46歳)になると、自分をあきらめてあげる作業は大事だと思う」とおっしゃっています。
チャレンジも大事だけど
たくさんの選択肢を前にしたら、若い人はいろいろチャレンジしていくけど、中高年になると、経験値から「これは自分には無理」っていうのがなんとなくわかるものです。
中高年もチャレンジすることはとても大事だけど、あきらめるところはあきらめていいのかなあ、とも思います。
おしゃれって才能
一番わかりやすいのが「おしゃれ」なのではないでしょうか。
ネットや雑誌にある「おしゃれな人」を見ると、とても憧れますが、「おしゃれ」って才能による部分が大いにありますので、なかなかおしゃれになれません。
だから「おしゃれになること」はあきらめる。
もちろん、「チキショー!自分は才能がないからおしゃれは無理なんだよ!」と投げやりになって、汚い格好をするのはよくありません。
おしゃれ迷子になって服を買いあさったりするのではなく、「中高年だから清潔感に気をつけよう」とそれだけに集中すると、暮らしが楽になると思います。
インテリアだって、同じです。
雑誌やSNSにある風なインテリアにしたい!って真似してもなかなか難しいし、なんとかできても、それを保つことは至難の技。
清潔感のある部屋を目指すだけで、ムダな買い物も減りますし、楽ですよね。
最後に
いろいろ考えると料理だって、ネットに出てくるような難しくて綺麗なものを無理に自分で作らなくていいし。
豪華な料理は買ったり、食べに行ったり、自分は質素な料理だけを作るとか。
「あきらめない」ことは大事だけど、中高年になったら、あきらめることを受け入れて、無理をしないで生きていくのも大事なのではないかなあとラジオを聴いて思いました。
でも、お肌の手入れは美容液を使い続けて、あきらめたくないわ〜
では!