茶色いお弁当
先日テレビでホラン千秋さんの手作りお弁当が茶色いって、笑いの的になっていました。
お弁当の内容は、ご飯ときんぴらなどの残り物のおかずとか、お魚の佃煮とか。
こういうお弁当がおかしいって、テレビとかで絶対言わないでほしい。
もちろん、言いたいことはわかる。
おかずが何種類かある彩りの良いお弁当が理想のお弁当だと。
でも、手作りのお弁当でしょ?
前の日のおかずを入れていくのって当然だし、色が茶色でも美味しくいただけるんだったら、それでいいと思う。
栄養のバランスをよく、ってのも1日や数日でトータルしてバランスが取れればいいことだし。
食事作りが苦しくなる
子供がお友達に茶色いお弁当を笑われたとかいう話を聞いたこともあります。
わたくしだって、自分のお弁当はご飯に佃煮だけ、卵焼きだけって時もあったけど、夫や子供のお弁当は気をつかって、彩りをよくしたりおかずを何種類か入れたりしています。
気にする気持ちは、よくわかります。
でも、やっぱり日本の食卓もだけど、弁当も、ちょっと「やりすぎ」だと思う。
茶色いお弁当を笑って、彩り良いバランスを考えたお弁当にしなくちゃ!という圧力に苦しめられてしまうのはおかしいです。
テレビとか雑誌で「彩り弁当」とか作るのやめよう。
茶色弁当、昨日の残り物を入れただけ弁当とかの特集をやればいいのだ。
土井善晴先生に「今日もニッコリ、茶色いお弁当でええんです」とかの本を出してほしいです。
コウケンテツ先生でもいいんですけど。
ほんと、日本の食事作り、無闇にレベル上げないでほしいもんです。
幸せになれないよ。
では!
↓料理は簡素でいい♪