今日は小引き出しを整理しようと中身を出しました。
夫の母のものです。
正確には夫の母の妹(叔母)から、母の死後預かった家系図とか写真、仏壇から出てきた手紙の束。
ハガキの料金が五円ってすごい。わたくしが生まれる前くらい。
義母は義母のお母さんが大名の家系だったというのが自慢だった。
確かに大名の家系だったようなんだけど、この家系図の一番上に書かれている薩摩藩士の黒田家とどうつながるのかは、よく解らず・・・
この家系図は叔母が作ったもので、「この家系図をよく読んで覚えて大切にしてね」とコピーを手渡されたのだけど、今日初めてよく見ました。
覚えられません。
ハガキや封書や電報類、こういうのって処分しにくいですよね。
この間観たダウンサイジングのドキュメンタリーで多くのモノを片付け中のシニアの娘さんが言ってた「それぞれのモノの物語を知らないから(私は捨てられない)」という言葉が思い出されます。
わたくしにとっては、こういう家系図とか手紙の類はただの紙なんですけどね。
夫に託せばいいのだろうけど、聞いても「取っておく」って言うのはわかるしなあ。
両親の膨大なアルバムだってダンボールに4箱も押し入れに入れっぱなし。
夫はデータ化するから、とそのままなんですが、たぶんこのままなのは夫の性格から予想ができます。
昭和元年生まれの義父のアルバムの兵隊さんは誰なのかもわからないのにいー。
他のものはぱっぱと捨てられるんだけど、夫の家族のものは捨てにくいなあ。
そしてまた手紙と家系図は引き出しに戻してしまいました。
人のものは手出しできませんもんね。
本人が動くのを待つしかありません。
先祖代々のものとか、昔のものを若い人に「大事なものだから」とか言って託すのはやめてほしいです。
大事なものだからこそ、自分自身で始末をつけなくてはいけません。
と、自分にも言い聞かせる(笑)
では!
ダウンサイジングについての話↓