わたくしが住む福岡も今月の12日から緊急事態宣言対象地域になります。
でも、去年の4月、5月の緊張感はもう持てません。
AERA dotの記事で、世間学が専門の九州工業大学名誉教授の佐藤直樹氏は社会の空気をこう分析しています。
第3波のとき、Go Toキャンペーンをやりながら、他方では自粛を求める動きがあって、国民は二つの矛盾するメッセージを受け取ることになった。(中略)こういうことが積み重なると、人はダブルバインド(二重拘束)に陥ってメッセージの送り手の本気度を疑うようになる。そして、我慢を続けるのがばからしく感じてしまうんです。
「友人との飲みは続ける」度重なる宣言に「ばからしく」なる人々 一方で「社会はますます息苦しくなってる」との指摘も (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)
自粛してと言いながらの旅行や観光へのキャンペーン、業界からの強い要望があったのだとは思いますが、場当たり的な対応にわたくしたちも、もう諦めモードになってしまうのは仕方ないですよね。
もちろん自粛した生活は続けますが、もう「ワクチン」しか手立てはない、と多くの人が思ってると思います。
実家の母も先週やっと85歳以上の高齢者対象のワクチン摂取の予約が取れたところです。
摂取できるのはいいことだけど、もっと高齢者施設の入居者や職員、医療従事者、救急隊員を優先させてほしいです。
コロナに罹ると重症化するリスクが高い高齢者を優先させるのはわかるけど、一番罹りやすく、広めやすい若者、働き盛りの人を優先させたほうがいいと思うんだけど、これも政治家の思惑がからんでいるのかしら?
国産ワクチンが作れるのが一番なんだけど、早く多くのワクチンを手に入れてほしいもんです。
そしてこの先、こういうパンデミックにすぐ対応できるようなワクチン開発がスムーズにできるような環境を整えてほしいです。
では!
↓ワクチンを作るのは大変なのね・・・