雛祭りですね。
子供も成人しましたので、お雛様は飾っていません。(小さい置物だけ)
というか10数年以上飾っていないです。
いつもこの時期になると親に雛飾りと婚礼家具を買ってもらったことを思い出します。
雛飾り
わたくしの住む地方では雛人形は女性の方の親が買うような慣例になっていまして、長女が生まれると、うちの母は張り切って雛人形を買ってくれました。(他の地域もそうなのかな?)
狭いマンション暮らしなので、コンパクトな雛飾りをお願いしたのに、母は「それじゃあ、向こうのご両親に申し訳ない!」とでかい七段飾りをチョイス。
「はー、これで義務を果たした!」と母は満足気でしたが、2月から3月頭まで、部屋は段飾りに占領されてしまっていました。
もちろん華やかだし、夫の両親も大喜びでしたが、お雛様を飾ったり、両親を呼んでの雛祭りパーティーを開いたり、本当に大変でしたね。
数年経ったら、お内裏さまだけを飾り、そのうち雛人形を閉まった段ボールは実家の納戸にしまってもらいました。
買ってもらったのに飾らなくて申し訳ないけど、飾らなくていいと思っただけで、楽になりました。
婚礼ダンス一式
たぶん、わたくしと同じぐらいの年代の方の多くは、結婚した時に水屋と衣装ダンスを揃えてもらった方、多いのではないでしょうか?
わたくしは、婚礼何点セットとか狭い住居には不必要なので、水屋と引き出しタンスだけでいいと言い張って家具店で父と喧嘩になりかけましたが、家具店の店員さんの「ここはお父さんの言うことを聞きましょう」と言う意見に負けてしまいました。
新居は婚礼家具に占拠され窮屈でした。
家具のその後
現在は水屋と引き出しタンスだけで、他の婚礼家具は市の家具の引き取りに出してしまいました。
買ってもらった両親には大変申し訳ないと思っておりますが、わたくしが心平和に健康に過ごしてるのでよかったと思いたい!
母は何度も我が家に来てるけど、一度も家具のことを口出ししたことはありません。
あんな大きな家具がなくなってるんだから気がついてないとは思うんだけど、本当はどう思ってるのかな?
最後に
振り返ると、親にはいろいろきちんと揃えてもらって、本当にありがたいです。
そして、申し訳ない。
しかし、今の親御さんはお孫さんのお雛様はコンパクトなお雛様を選んでる方が多いようですし、家具はニトリで安価でコンパクトで収納力があるものを選べるので羨ましい限りです。(←本当に申し訳ないと思ってるのか・・・)
昔からの慣習を大事にしたいけど、その時代にあったやり方でやっていきたいですね。
そして自分も子供には自分の考えを押し付けないようにしよう。
「昔はこうだった」とかね。
時代はどんどん変化していってるんだもんね。
では!