最近の母とわたくし
最近の実家の母とわたくしの関係はわりと穏やかになってきています。
お金のことで言い合うこともなくなりました。
ずっと母は、わたくしに自分の通帳を絶対渡してなるものか!という感じだったのですが、通帳の置き場所が分からなくなったりすることや、母のお金の使い方について、わたくしが細々説教していたのを一切やめたら、最近は通帳や健康保険証を預けたり、お金を下ろすのを頼んでくるようになりました。
わたくしもイライラしっぱなしでしたが、こっちが口やかましく言うと、相手も反抗期の子供のように反発してしまうから、やめよう!と思ったのがよかったのかな。
わたくしが口やかましくなった理由
どうしてわたくしが母に口やかましくなった理由があります。
築40数年の実家の修理で大きな金額が必要になった時、実家の貯金がまったく残ってないことが発覚。
わたくしが、どうして家の修理や家電の買い替えなどのためにお金を残しておかなかったのかと問い詰めると「だってパパ(父のこと)が生きてる間、私は一度もお金を自由にできんかったとよ!どう使おうと私の勝手やろ!」と逆ギレした母に心底腹が立ちました。
確かに父の死後、旅行に行ったり、習い事をしたりして楽しく人生を謳歌している母を見て、ずっと昭和一桁生まれの厳しい父に仕えて、長い間介護をしてきた苦労を知ってるので、存分に楽しんで欲しいと心の底から思っていました。
しかし、あまりにも無計画なお金の使い方、あっけらかんと「私、昔からお金のことなーんもわからんとよ。パパが全部してくれてたから」と言う母に呆れてしまいました。
母の正体
わたくしが結婚して家を出る前は、ずっと母は毎晩家計簿をつけて、一生懸命やりくりし、わたくしにもお金の使い方を厳しく言ってたので、ちゃんとしている人だと思ってたんですね。
わたくしは母のことをよくわかっていなかったのです。
いや、親というのはちゃんとしているものだと思い込んでいたのかもしれません。
母との付き合い方
よく考えたら、母だって良き妻や母親を演じていたに過ぎないですよね。
母にこうであってほしいというのを押し付けていたから、余計に反発してきたのでしょう。
なので、言い方は冷たいようですが、母には期待しないでおこうと思っています。
親が年をとってから、わがままになったり、お金の使い方がちゃんとしてなかったりしたら、加齢のせいかと思いがちですが、実は元からそういう性格だったのかもしれませんね。
とにかく、老親の言うこと、やること、受け流していくのが一番です。
うまく流せないことも多々ですが。
そして、わたくしは自分の子供に良い親を演じていないか、ちょっと俯瞰して見てみます。
高齢になってから、「お母さん、年取ってからいい加減になってきたよね」とか言われたりして、いえ、いい加減なのは昔からよ〜ってなるといけません。
では!
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