「今」に集中
禅宗のお坊様の金嶽宗信さんの「禅的 持たない生き方」を読みました。
他に禅宗のお坊様の本を読んだことがあり、内容は同じようなことだったのですが、ここでも「今」ということにフォーカスするということが書かれていました。
たしか禅宗ではない作家の方も同じことを書かれてたなあ…
ここまで「今でしょ!」っていうのを目にすると、さすがに理解力に乏しいわたくしでも、「今なのね!」と強く思わずにはいられません。
不安な毎日だからこそ
コロナ禍で不安だらけな毎日です。
この先どうなるかわかりませんし、そもそも未来に何が起こるかわかりません。
たしかにあるものは「今」だけです。
過去のことをふりかえって、ああすればよかったと思い悩んだり、これからどうなるんだろうと思い悩んでも、立ち止まってるだけで何も解決しませんものね。
一日是好日(いちにちこれこうにち)
印象に残った言葉があります。
「一日是好日」という言葉があります。日々のこと、自分ができることを一生懸命やっていればそれでいい。特別なことをやるのではなく、自分ができる範囲で毎日コツコツとやりましょうということ
よく聴くのは「日々是好日(にちにちこれこうにち)ですが、文字通りには「毎日毎日が素晴らしい」という意味です。
そこから、毎日が良い日となるよう努めるべきだと述べているとする解釈や、さらに進んで、そもそも日々について良し悪しを考え一喜一憂することが誤りであり常に今この時が大切なのだ、あるいは、あるがままを良しとして受け入れるのだ、との解釈があるということで、「一日〜」と同じ意味だと思います。
頑張らなくちゃとか思うこともあるけど、「あまり無理せず自分ができる範囲で毎日コツコツ」だったらわたくしでもできると思えます。
最後に
本音は「今」ここ!に意識させるって、難しい…と思うところもあります。
でもずっと不安にさらされると疲れてきてしまいます。
「一日是好日」と思い出して、毎日コツコツやっていきます。
では!