書店をのぞくと、どこの本屋さんにも一番目立つ場所に、ばばはーんと置いてある「人は話し方が9割」。
ビジネス書の売上NO1だそうで、ミーハーなわたくし、さっそく読んでみました。
話すのが苦手な人が多い?
今のコミュニケーションってSNSが主流になってるとはいえ、やはり話すことは基本ですよね。
なんてったってお友達とおしゃべりするのは楽しいものです。(今のご時世気軽に楽しめませんが)
でもこの本がとても売れてるというのは、プライベート以外の仕事や学校、公の場などでの「話し方」について、多くの人が悩んでいるということなのでしょう。
私も多くの人前や知らない人の前で話すのは苦手なので、ちょっと興味深い内容です。
大事なのは「話し方」ではなく
読んでびっくりしたのが「話し方」の本なのに、一番大事なのは、「人の話を聞くこと」だと言われています。
えええ!?って感じですが、よく考えれば「話をする」って相手がいて初めて成立するもの。
コミュニケーションとか人付き合いということです。
そうすると、前に出て自分の主張ばかりするのではなく、まず相手の話を聞く姿勢というものを大切にすることには納得。
そうしてくれると相手も心を開いて自分の話を聞いてくれます。
話しやすい場所作りが「話し方」の第一歩ということなのです。
もちろん、話を聞くことが大前提で、どういうふうに聴くか、言葉を返すか、などのアドバイスもありますよ。
最後に
私事ですが、以前子供に悩み事相談されて(LINEで)、なにか言ってあげないと、と思いました。
「悩んでる人は他にもたくさんいると思うよ」と返したら「他の人は関係ない!苦しいのは自分なんだけど!」とキレられてしまいました。
こういう場合どうすりゃいいんだ!?と悩んでしまったこともあったので、この本に書いてあった聞き方のアドバイスはとても参考になりました。
「話し方」は「話すこと」だけじゃなく、「生き方」ともいえるんじゃないかなーととても勉強になりました。
とっても読みやすい本ですので、ぜひ一度読んでみてくださいね。
では!