今日実家に行った時、玄関の鍵を開けようと鍵を差し込むと、なかなか開きません。
古い家なので、鍵の調子も悪くなってきたようです。
ガチャガチャやってたら、母が台所から玄関に来たようなので、「鍵が開かないから、鍵そっちから開けて〜」と言うと、何と母は「ちょっと待っとって!」とまた奥へ。
しばらくして、やっとわたくしのほうで鍵が開きました。
母は何と部屋に家の鍵を取りに行ってたのです。
「何で鍵を探しにいったとよ!そっちから戸の鍵を開ければいいだけやろ!」とわたくしが言うと、母ははっと気づいたように「ああ、そうか」だって。
どうやら、ぱっと言われたことに慌てて、すぐ反応できなくなってるようです。
そして「あんたは大きな声で、すぐ怒る!」と母はぶつぶつ文句を言ってました。
最近は怒らないように気をつけていたけど、何でこんな簡単なことができないかなあ?なんて腹立たしく思ってしまいました。
それができないのが、老いなんですよね。
気をつけなくちゃ、と思いました。
台所の椅子に座ってたら、母がおまんじゅうを持ってきて「あんた、この間このおまんじゅうにカビが生えてるって言ってたけど、他は生えてないよ!」といきなり言ってきました。
先週、お茶菓子に出してきた仏壇に備えてあったおまんじゅうの一つにカビが生えてたんですよ。
それでわたくしが「これカビが生えてるよ。他は生えてないみたいだけど、食べるときに気をつけて」と注意したのですが、どうもそれが気に食わなかったみたい。
何をまた言ってんだ!?とムッとしたけど、いかんいかんと思い直して「カビが生えてたのは一つだけだったよ。他は大丈夫だよ。それよりさ〜」と穏やかに話題を変えると、ちょっとなんか言いたげだったけど、すぐ話に乗ってくれました。
母はとにかく負けず嫌いなので、わたくしに偉そうに言われるのが嫌なんです。
わたくしもよく考えたら負けず嫌いなところがあるみたいだし、この先母と同じこと言いそう・・・
とにかく今は母と同じ土俵に立たないようにしないとね。
では!