2016年10月1日公開、2020年10月25日加筆、修正
腰を抜かした話。
公園にゴミが散乱!
もう15年以上前、公園の近くのマンションに住んでいた頃のことです。
午前中、車で出かけた時、マンションの裏の駐車場を出ると、すぐ公園が見えるのですが・・・
ちょっとふつうじゃないたくさんのゴミが散乱!
なんなんだ!と思いながら出かけ、夕方、戻ってきたら、やっぱりごみはそのままで、子どもたちは公園で思いっきり遊べない状態でした。
すぐにゴミを片付けたかったのですが、 夕飯の準備もあるし、わたくしが片付けてたら、「あら?あの人が散らかしてたのかしら?」と不審に思われるかもしれません。
夜中にゴミを片付けに
なので、夜の22時すぎくらいに公園へごみを片付けに行きました。
この時間なら歩いている人もいませんからね。
公園に行って、近づいてみるとそのゴミの山はなんとバーベキューのあと!
おそらく、3、4人でバーベキューをしたのでしょうね。
小さいバーベキューコンロ、箱にたくさん残った炭、50本入りぐらいの割り箸、たくさんの紙皿、たくさん残っている焼肉のたれ、チューハイの缶、肉の入っていた白いトレー、タバコの吸い殻、お菓子の袋・・・
近くのホームセンターやスーパーで購入すれば、全部で5000円くらいで、揃えられます。
お店で食べるよりずっと安く食べられます。
散々、飲んで、食べて楽しんでそのまま知らんぷりで帰る。
さぞかし、おいしかったでしょうね。
人間のやることじゃない!もう、はらわた煮えくり返りです。
夜中に背後におじいさん
「食中毒になれ!ブドウ球菌! 0-157!発動せよ!」
と念仏のように唱えながらお掃除してましたら、とつぜん・・・
背後から、それもかなりの至近距離から、怒鳴られました!
だれもいない公園で、夜の22時過ぎに。
人って、本当に驚いた時は声がでないもんですね。
息止まりました、てか腰を抜かすってこういうことかと。
よく、海外の映画とかで、恐ろしい場面に出くわした時「Nooooooooooooo!」とか美女が叫んだりするけど、あれはそこまで怖がってないです。
余裕あり。
怒鳴るおじいさん
その声の主は公園のすぐ前に住んでいるおじいさんでした。
わたくしは、一生懸命呪いの言葉を唱えながら、ゴミを片付けていたので、おじいさんが近づいてきたことにちっとも気付きませんでした。
おじいさんは、ゴミをそのままにしてたら、その捨てたやつらが気がついて片付けにくるだろうから、そのままにしてたんだ!と怒鳴ります。
気づいて片付けにくる人だったら、始めから、公園にごみを捨てないですよね。
おじいさんは、わたくしが掃除してたのが気に食わなかったのか、放置バーベキューの当事者に怒りをぶつけたかったのか、えらいコーフンして怒ってました。
たぶん、昨晩バーベキューして大騒ぎしてたのを、家の中から見てんですね。
でも、3、4人の若者に直接注意するのは怖くてできなかったのでしょう。
でも、その怒りをわたくしにぶつけられても・・・汗
よく、若いお母さんが理不尽な理由でおじいさんに怒鳴られるって話、聞きますけど、あれってほとんどが、こういう若者の傍若無人な振る舞いとか、社会の矛盾なことに対する日頃の恨みを、弱い女性や子どもにぶつけてるんでしょうね。
ぶつけられる方はたまったもんじゃないですよーだ!
でもその時は、わたくしは突然現れたおじいさんに、本当に足の力が抜けるくらい驚いてへなへなしてたので、思考回路停止の状態で無言で、ぱんぱんのごみ袋をズルズル引っ張って帰りました。
最後に
後にも先にも腰を抜かしたのは、あの時ぐらいかも。
数日経って、えらい腹たってきました。
放置バーベキューの奴らより、夜中に背後に立つおじいさんにね!
とにかく、背後には立たないで!そして文句は直接当事者に言ってくれ〜!
では!