実家の母が最近通帳を失くしたと言って、しょっちゅう探していることが増えたことは、このブログで何回か書いたような気がしますが、先週もずっと無いって言って探していました。
昨日実家に行った時、わたくしが探してみると、すぐ見つかりました。
とにかく引き出しは領収書やいろんな書類やポーチがたくさん。
ポーチに入れて整理してるつもりなんだろうけど、どのポーチに何が入ってるか、いくつもあってわからないのです。
あまりにもしょっちゅう探しているので、通帳の管理をわたくしがしようかと言うと、ものすごく嫌がります。
わたくしが片付けをするのも同じように拒否します。
お金の管理や家の片付けを子供とはいえ、他人にされるのは自分のテリトリーを侵されるようで嫌がる気持ちもわかります。
つくづく思ったのですが、年を取ったら「わかりやすさ」と「手放しやすさ」が大事だなあと思いました。
年を取ると、判断力、記憶力などが嫌でも衰えてきます。
そうなってくると、やはり人に頼ることが一番いいでしょう。
自分でも他人でもわかりやすいこと(わかりやすさ)、そして自分でできることが困難になったときに他人に任せられること(手放しやすさ)が年を取ったら、とても重要です。
高齢者になるとなかなかシフトチェンジするのも大変ですので、中高年のうちに自分の周りをわかりやすくして、手放しやすくしておくようにしないといけませんね。
・「わかりやすさ」→ モノを減らす、家族にもモノの置き場所をわかりやすくする
・「手放しやすさ」→ 人に任せる、モノやコトに執着しすぎない
中高年の今からだったら、始めやすいと思います。
母とぶつかると、ムカムカくるけど、自分もそうなるかもしれないと思うと、心配になってきます。
頭の中でぐるぐる考えてばかりでなく、行動に移さなくてはいけないなあ。
では!