NHKラジオの「夏休み子ども電話相談」を聴いてたら、小学一年生のお友達から、こんな質問が。
「いじめられたり、優しくされたりすると気分が変わるのはなぜですか?」
先生の答え、「生き残るための仕組みが働くから」。
動物はいじめられたり、いやなことをされたら、「生き残るため」にその場から遠ざかったり、戦ったりする。
優しくされると、気分がいいので、仲間になったり、パートナーになったりする。
動物は「生き残る可能性が高くなる」方を選んでいくのです。
人間はというと、意地悪されたりすると気分が悪くなるけど、「ここをやりすごしたら」とかいろいろ考えてその場を切り抜けることができるようになっていく、ということだそうです。
人間はついつい我慢してしまうんですね。
そう考えると他の動物って我慢しません。
「生き残るために」。
犬とか「待て」ぐらいはするけど、ずーっと我慢し続けるのって人間だけです。
人間も本能に従って、いやなことをされたら、戦うのもいいけど、逃げ出すのもいいのではないかなあと思います。
あまりにも我慢するのはいいことだと思い過ぎかも。
もちろん、今はコロナ禍なので我慢しなくてはいけないことがたくさんありますが、我慢しなくてもいいことって、たくさんあると思いますので、すこしづつ減らしていきたいと思います。
「生き残るために」。
では!