NHKのニュース「シブ5時」という番組で、最近の子どものおもちゃが多様性を持つものが増えているという話題が出ました。
多様性を持つおもちゃ
最近は、車いすに乗ったり、肌の色が違うバービーちゃんが販売されてるんですね。
男の子用お世話人形
↑男の子用の「お世話人形」です。
女の子でも男の子でもどちらでもいいのですが、男の子が手を出しやすいように人気のトイストーリーのウッディの衣装にしているそうです。
男の子だって、戦いごっこだけじゃなく、お料理やお洗濯、小さいこのお世話をしたりする「おままごと」をやってみたいですよね。
女の子だから、男の子だからという概念なんてなくていいんですよね。
こういうおもちゃ、どんどん増えてほしいなあ。
おままごと遊びのお友達
これで、思い出したのが、わたくしの小さい頃のこと。
近所の同じ学年の男の子Sくんと、とても仲良しで幼稚園、小学校1、2年生ぐらいまで、いっしょにおままごとやお人形で遊んでいたんですよね。
ある日、Sくんとお庭でゴザをひいて、おままごとをして遊んでいたら、塀の外からSくんを呼ぶ近所の男子連中が。
その男子連のとこに行って、しばらくして戻ってきたSくんは突然、ゴザに並べていたおままごと道具を蹴散らかし、お人形をつかんで「ふん!こんなもの!くだらん!」といって、地面に叩き付けたのです。
わたくしは怒って「もうSくんとは遊ばん!」と怒鳴って家に戻りました。
Sくんとの楽しかったおままごと遊びはそれっきり無くなってしまいました。
わたくしは悲しいという気持ちより「あー、多分あの男子連中に『おまえは男なのに、何女の子と人形遊びしてんだよ!あんなもの蹴飛ばしてこいよ!おれたちと遊ぼうぜ!』と言われたんだろうなあ・・・かわいそうになあ・・・」とけっこう冷静に思考しておりました。(小学1、2年生なのに、恐ろしい子・・・)
たぶん小学校卒業するまで、Sくんとはしゃべらなかったような気がします。
Sくんもわたくしと喋りづらかったのかもしれません。
女の子だから、男の子だから、○○だから・・・そういう概念が世の中からなくなってほしいです。
クリスマスは過ぎてしまったのですが、子どもさんのおもちゃ遊びに「多様性のあるおもちゃ」を考えてみませんか?
では!