真剣白刃取りって難しいと思う。
6月4日の日経新聞に下記のような記事がありました。
政府は認知症対策の新しい大綱に盛り込むことを提案していた予防に関する数値目標を取りやめる方針を固めた。5月に公表した大綱の素案では「70代の認知症の人の割合を10年間で1割減らす」など、初めて予防の数値目標を提示したが、参考値に格下げする。予防法は確立されておらず、当事者や家族が「予防できるという誤解を生む」などと反発していた。
前に認知症予防の数値目標を提示したという記事を読んだときは、政府もしっかり認知症の予防のための対策をやってもらいたいもんだ!と思っただけでした。
しかし社会的交流を増やしたり、運動不足を改善したりする方法は効果はあると思うのですが、あくまでも「効果的な予防策」です。
認知症の原因って、それだけではないですよね。(若年性認知症だってあるし)
認知症は予防できるという誤解を生みかねない。予防が強調されると、発症した人が責任を感じてしまうのではないか
そうですよね。運動をさぼったから、ひとりで生活させてるから認知症になったんだと本人や家族が負い目を感じています。
なんか予防、予防とそっちばかりに気をとられてしまっていました。
それだと、認知症になってしまったら、もうおしまい、という感じになってしまいます。
予防も大事ですが、だんだん衰えてくる機能の中で、自分のできることをやりながら社会とつながる方法、支える家族が孤立しない方法を考えることの方がもっと大事だよなあと思いました。
でもやっぱり認知症予防とかいうワードはめちゃくちゃ気になってしまいますけどね。
では!
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