先日、ほぼ日刊イトイ新聞の「今日のダーリン」に
「がんばる」とか「がんばれ」とか、
「がんばってください」などについて
糸井重里さんが書いておられました。
「がんばってください」を、なんか、
おざなりでうれしくないなぁと
感じていた時代がありましてね。
そこから、だんだんと「ありがたいことやないか」と
なぜか関西弁風味だけど「感じ方」を変えたんですよね。
わたくしも、よく「頑張って!」とか
使います。
でも、その「頑張って!」が負担になる、という
話を時々聞くようになりました。
「ただでさえ頑張ってるのに、さらに頑張らないと
いけないなんて!」
わたくしは、本当にただ応援したくて
「頑張って」を使ってたけど、それが
人を追いつめていることに、ちっとも
気がつきませんでした。
特に、災害に遭われた方が復興に向けて
努力してるしてる姿に向けて、あまりにも
安易に「頑張れ!」と言い過ぎではないか、
と思ったり。
うつ病など、精神的な事で休んでおられる人に
「頑張れ」を言ってはいけないという事を
知ったり。
しばらく、「頑張れ」を自分の中で
自粛してました。
でも、「頑張れ」という言葉しか
思いつかない場面はあるんですよね。
そして、自分自身も「頑張る!」と
なんの根拠もないけど、自分を奮い立たせる
ために使いたいし。
頑張れが負担になる人もいるけれど、
「そんなにがんばらなくていいよ」に
「ここまで努力してきたのに、
頑張らなくていいんかい!」と
ムッとされる方だっているかもしれません。
言葉は、その人の心の状況などで、
いろいろ捉え方も違ってきますので、
もう少し、自分の感情のままに
「頑張れ」とか「頑張る」とかを
使おうと思います。
もちろん、その人の病状とか立場とか
を考慮しての範囲ですけどね。
あまり気にしすぎないように
したいです。
でも、言葉の使い方って難しい。
1995年1月17日、阪神淡路大震災が起こりました。
復興の合い言葉は「がんばろう、KOBE」でした。
テレビで追悼行事が行われてるニュースを
観ながら、ちょっと思いついたことでした。
では!
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