リウのくらしの絵日記

楽しいシニアライフを目指す50代の毎日♪要介護3の母は現在施設で暮らしています。本ページはプロモーションが含まれています。



あれから7年・・・元気づけられた「九州縦断ウェーブCM」

f:id:aroundfiftyliu:20180311150842j:plain

 

東日本大震災から7年です。

 

目に見える復興は進んでいるようですが、

復興できていないもの、まだまだたくさん

あるようです。

 

震災を体験していない遠くの九州の人間が、

あの日の事を書くなんて、とんでもない事だと

ずっと思ってたのですが、あの頃感じた事を、

ちょっと書いてみようと思いました。

 

2011年3月11日、あの日の午後はわたくしは、

実家に行っていて母とお茶を飲みながら、

ローカル局のテレビを観ていました。

 

番組は、翌日に九州新幹線鹿児島ルート全線開通を

控え、そのセレモニーの準備の様子をレポートしていました。

 

そして午後2時46分、その後博多駅からの中継は

慌ただしく中断され、地震のニュースに切り替わりました。

 

こちらは何もなかったけど、落ち着かなくて家に帰り、

テレビのニュースを観ると、津波が迫ってくる様子が

映し出されていたのです。

 

あわてて母に「大変な事になってる!」と電話をしました。

 

 

 

自然の猛威の前に何もできない、人間の無力さ。

 

あっという間に、人々の暮らしを奪ってしまった

津波の恐ろしさ。

 

そして、何事も起こらずに平穏に生活している

自分の、どうしようもない後ろめたさ。

 

とてもショックを受けてしまったのですが、

何も被害を受けていないわたくしが

「ショックを受けた」と言う事がとても

いけない事だと思って黙っていました。

 

あとで気がついたのですが、その後両腕に

ひどい湿疹ができて数ヶ月悩まされたのは、

感情を閉じ込めていたせいかもしれません。

 

お花見だって、行ったらいけないような雰囲気でしたよね。

 

九州新幹線全線開通のCMも自粛されました。

 

わたくしは、その時まだCMは観てなかったのですが、

沿線の方々がたくさん出演されて、楽しいCMだと

聞いていただけに残念だなあ・・・と思いましたが、

そんな楽しんだらいけない!という思いの方が先立ちました。

 

そして、その後You Tubeにアップされた動画を観て、

涙が出ました。そして元気もたくさんもらえました。

 

今回、また動画を観ました。

やっぱ、泣きそうになりますね。

長いバージョンですが、ぜひご覧になって下さいね。

 

www.youtube.com

 

あれから7年経ったけど、忘れない為にも、

もっと、被災した方々はもちろんだけど、そうでない人も

あの時感じた事を語ってもいいのではないかなあ・・・

なんて少し思いました。

 

元気出していきましょう!

 

では!