平気で嘘を言う人はこわいなあと思ったことが。
自分も嘘をつかないのか?と問われれば、そういう事はないのだけど、ちょっといやだなあと感じた事がありました。
「嘘」といっても、たいした事ではないのです。
わたくしは、食料品は週1の宅配サービスで戸別配達してもらっています。
不在の場合は、玄関前に発泡スチロールの箱に注文したものを保冷剤とともに入れて、
置いていってもらいます。
ただ、一週間分ですので、箱が3、4個にもなると、ベランダのすみっことはいえ、
次の配達の時まで保管しておくのも、ジャマで気になってしまいます。
なので、できるだけ配達時は在宅して、直接商品を受け取るようにしています。
しかし、今年度から担当になった配達のお兄さんは、ある日、在宅しているにも関わらず、インターホンをならさずに荷物を玄関前に置いて帰った事がありました。
チャイムに気がつかなかったかな?とその時は思いましたが、次の月くらいに、玄関先でガタガタっと荷物の音がしたので、あわてて外に出ると、お兄さんは、商品の入った箱を置いて、帰ろうとしているところでした。
わたくしが声をかけると、「あれ?いらっしゃいました?チャイム2回くらい鳴らしたんですけど。おかしいなあ」
いや、鳴ってないし!
「だいたい、在宅してますので、チャイム鳴らしてくださいね」とは言っておきましたが、お兄さんは「鳴らしたんですけど」とまだ言ってました。
そうして、先日また、玄関先で荷物を置いている音がするので、「まただ!」と思って、がばっとドアを開けると、お兄さんはまたしれっと、「あれー!チャイム鳴らしたんですけど、壊れてるんですかね?」と言うので、わたくしは、むっとして「チャイム、こわれてるんですよ」と言っておきました。
別にわたくしはクレーマーでもないし、やかましい事を言った事もないし、当たり障りのない会話しかしたことないのに、なんでそのまま置いていくのかなあ?
よくわかりません。
まあ、荷物をだまって玄関先に置いていくだけの方が楽チンですものね。
ただ、悪びれもせず、しれっと「チャイムを鳴らしました」と平然という若者に、うすら寒いものを感じました。
たいした事ではないと思いますが、この若者はこういう小さい嘘をしれっと言って、また、その嘘に重ねる嘘をしれっといってるのだろうと想像すると、少し怖くなります。
あんまり、気にする事でもないのですけど、そのお兄さんの顔を見るのは気持ちが悪いので、それから生協が来ても出ないようにしました。
発泡スチロールの箱がベランダを占拠する方がずっと精神衛生上いいと思います。
やっぱり、普通の人が、こうも簡単に悪びれもせず、ごまかしたり嘘をつくのは、非常に怖いです。
じゃあ、いかにも詐欺師っぽい極悪人みたいな人ならいいのか?というわけでもないけど、そっちの方が警戒するから、まだいいような。
普通の人は全員が善良なわけではないでしょ?
そうなのです。
そうなんだけど、そこは、そういう人もいるのだよ!と納得するしかないのでしょうね。
半世紀も生きてきたおばさんが、今さら何を言ってるのかって感じですが、ちょっと違和感があったし、気持ち悪かったので・・・
↑20代の頃、親の命令で行かされてた生け花教室。すんごいイヤで、お花活けるのをごまかしてたわたくし。人の事言えません・・・
では!