最近の関心ごとは、たくさんありますが、
やはり健康!(それと認知症予防!)
わりと丈夫な方だと思っていますが、
7年くらい前に
”パニック障害”になったので、
今回はその症状とどのように
克服したか書きたいと思います。
(わたくしは病院が苦手なので行きませんでしたが、症状が辛い時は最寄りの医療機関を受診してくださいね)
パニック障害とは
思いがけない事に遭遇して、
一時的にパニック状態に陥る事は
誰にでもあることです。
一方、パニック障害は特に何の原因も
ないし、体に悪い所がある訳でもないのに、
突然にパニック状態に陥ってしまうのです。
突然、胸がドキドキしてきて、
汗がどんどん出て来たり、
このまま、ここで気を失って
倒れたりするのではないか、
死ぬのではないかと思ってしまいます。
パニック障害の原因
パニック障害の原因は完全には
解明されていませんが、
いくつか原因が考えられます。
・脳内不安神経機構の異常
・遺伝体質
・ストレス
・体内のホルモンの乱れ
・食生活の乱れ
わたくしの場合、今から考えると、
夫の転職とかでストレスを
抱えていたのと、更年期が
原因だったのでは・・・と思います。
パニック障害は突然に
日頃から、楽天的でお気楽な
性格なので、悩んだり思い詰めたり
したことがありません。
なので、自分に精神的な症状が
現れるなんて、ちっとも考えませんでした。
それが、ほんとに突然なんです。
なんか、急に心がざわざわ・・・
わたくしは気持ちとか考えてる事が
ビジュアル化しやすいので、
ほんとに、真っ暗な闇に、真っ暗な海が
広がって、海面がゆらぐのが見えるんですよね。
もう「不安」がおそってくるー!って
ドキドキしてる。
ゴジラみたいな怪獣がぐあーって
出て来て、もう心臓はドキドキ、
汗はだらだら、
「だれか助けてー!」って
叫びたくなってしまう。
しばらく部屋をうろうろしてたり、
お水を飲んだりしていたら、
症状は落ち着いてきました。
でも、はじめての経験でしたので、
驚きました。
パニック障害が頻繁におこる
はじめて起こった症状に、
驚きはしましたが、その時は特に
気にはしていませんでした。
また同じ事がおこるなんて
思ってもいなかったのです。
ある日、車の運転中、渋滞に
捕まってしまった時のことです。
また急にあの日の症状が起こりました。
息ができなくなり、心臓は
ドキドキして、汗がだらだら・・・
車の窓を全開して深呼吸して、
なんとか車が動き出したら、
すぐに近くのコンビニエンスストアに
車を停め、なんとか落ち着きました。
しかし、もうそれから、車の運転も
バスに乗って出かける事も、
不安になって、出かけられなく
なりました。
パニック障害を克服する
出かけるのが不安になりますが、
子どもの学校の事や、年老いた
親の事もありますので、
出かけない訳にはいきません。
なので、出かける時に心を
落ち着かせるグッズを用意して
出かけるようにしました。
・あたたかいお茶の入った水筒
・ハーブ系のどあめ
・ラベンダーなどのアロマオイル
ちょっと不安になりかけた時、
これで落ち着くようになりましたし、
これがあるから大丈夫!という
気持ちになりました。
(逆に持っていくのを忘れた時は
不安になってしまいました)
車やバスも、今日はここまで
行ってみようと決めて、
そこまで行く。
もし、具合が悪くなったら
すぐ引き返す。
渋滞する道は通らない。
行った事がない所は、なるべく
行かない。
この練習で、
「今日はここまで行けた!」と
自信がついて、だんだん
出かける距離が伸びてきて、
大分出かけられるように
なりました。
でも、症状がほとんど出なくなるまで
3年ぐらいはかかりました。
症状は残っています
こういう症状は怪我とかと
違って完全に治らないようです。
今でも、ほんとにたまーになのですが、
ひとりで映画館にいったり、
長距離を運転したりすると、
心がざわっとします。
でも、あの不安怪獣はわたくしの
心の中ではなく、すごーい遠くに
ちらっとしか出てきません。
終わりに
今は大丈夫ですが、またストレスを
溜め込んだり、食生活が
乱れたりすると、
症状が再発するかもしれませんね。
・正しい食生活
・睡眠時間を十分に
・適度な運動
・ストレスをためない
以上の事を気をつけて過ごします!
では!
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