先日、ブログで書いたテレビ番組。
録画していたのを観て、またその感想です。
感心した古館さんの意見
ベリーダンサーの女性が怒っているのは
「ベリーダンスをいやらしい目で見られる事」
それについて古館伊知郎さんは、
「自分はベリーダンスを、いやらしい目で見てしまう。
でも、それは自分がそう思うからで、ベリーダンスは
いやらしくない。
つまり、おっぱいがいやらしいのではなく、
おっぱいをいやらしいと思う自分が、いやらしいということなのだ」と。
坂上忍さんは「いや、おっぱいは、いやらしいだろう!」と
一蹴しましたが、それに対しての古館さんの
意見が秀逸。
「夜空の月を観て、美しいなあと思いますよね。
それは、月が美しいのではないのです。
月はただ、空に存在するというだけなんです。
美しいと思うあなたの心が美しいのです!」
(正確ではありませんが、だいたいこういう
内容です)
古館さんの言ってる事が、ワケわからないって感じでした。
感じる心
同じ風景を見て、100人がみんな同じ感情を
持つというわけではありません。
道に落ちている葉っぱを見て、それを美しいと
感じて、立ち止まる人がいれば、
何も感じずに通り過ぎる人もいるでしょう。
美しいという周波数をとらえる心のアンテナは、
人によって違いはあるけど、その感度を
研ぎすませる事は、とても重要ですよね。
このやり取りを観て、古館さんはさすが
トークのプロだなあと感心しました。
感情に振り回されない
そして、ここで注意したいのが、その感情に
振り回されたらいけないということ。
朝、雨が降っていると憂鬱になりますが、
雨が自分を憂鬱にしているのではなく、
雨が降ってるから、濡れるのイヤだ、出かけるの
めんどくさい・・・思う自分の感情が、
憂鬱にさせるのです。
事実は、ただ雨が降っているということだけ。
よく、「あと5分しかない、と思うより、
まだ5分あると思うようにする」とか言われるのですが、
ムリに「まだ5分、まだ5分・・・」と思い込ませるのではなく、
5分という時間があるという事実だけでいいのです。
もちろん、ポジティブに思い込ませるのも
テクニックのひとつですが、感情に振り回されるより、
平常心で、物事に対処するほうが、ラクなように
思います。
なーんて、偉そうに述べましたが、これは
この本から学んだ方法なのです。
ポジティブ思考がいいことだと頑張っていた頃に
読んだのですが、「ムリにポジティブにする必要ないんだ!」と
目からうろこでした。
ポジティブ思考に、ちょっと疲れた方、
一度読んでみて下さいね。
最後に
なんか浅くて、苦手だなあ・・・と思いました。
でも番組は面白いですよ。
では!